2014年10月10日金曜日

OpenWrtで貸し出したアドレスの家庭内DNSへの登録

OpenWrtの場合、dnsmasq内のDHCPサーバーで貸し出したアドレスは、どんどんdnsmasq内のDNSにも登録されていくので、あたかも家庭内DNSに登録されたかのように動作します。

ただ、DHCPのプロトコル的に名前を通知しているLinuxマシンやiOSならいいのですが、通知していないクライアントは、やっぱり名前でIPアドレスを引けません。

Windows同士ならWINSサーバなどあるのですが、LinuxからWindowsマシンにRDPしたい時や、DLNA鯖に接続するときなど、最近垣根を超えて作業したいことが増えてきたので、やはりDNSで名前が引けたほうが、何かと便利です。

そのための作業は単純でNetwork→DHCP and DNSのStatic Leaseを使います。


通常は、名前、MACアドレス、IPアドレスを記述します。では、名前とMACアドレスだけを登録するとどうなるでしょう?

dnsmasq内のDHCPサーバがIPアドレスを払い出す度に、そのIPアドレスをdnsmasq内のDNSに登録する、という形で動作します。なんということでしょう!

これで完成です!
簡単ですねw

DNSに登録されるのは次の払い出し以降になるため、 取り敢えず試したいといった場合は、クライアント側のケーブルの抜き差しをしたり、Wifiのオンオフをやる必要があります。そこは気をつけて下さい。

後は家庭内DNSの利用強要を実施しとくといいですね。

こうすると家庭内から、"名前"か"名前.lan"でIPアドレスが引けるようになります。
$ nslookup fit
Server:        127.0.1.1
Address:       127.0.1.1#53

Name:    fit.lan
Address: 192.168.1.168

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